柔らかで長い被毛、穏やかで優しい性格、そして何と言っても青い空の様に透き通る様なブルーの瞳。
【ぬいぐるみ】と称されるラグドールは近年、癒しを求めている方に最高のパートナーとして大人気の猫ちゃんです。

ラグドールのパーソナルデータ

ブルーの瞳は永遠、子猫の期間が長い種類

対面した時に100%に近い方が瞳に目を向けるのではないでしょうか？
それ程に青い瞳は多くの人々を惹きつける魅力があります。

他の猫種において子猫のうちは目が青くなるキトンブルーという現象がありますが、成長していくにつれて色に変化が現れます。
しかしながら、ラグドールは生涯を通して色の変化は無く永遠のブルーアイを手にしています。
その中でもこの子の瞳は透明度が高く明るい色をしていて、まるで夏の突き抜ける青空の様なイメージを与えてくれます。

顔の特徴としては横幅が広くマズルは尖っておらず滑らかな曲線。
耳の形は先端が丸まっており全体の印象は丸顔となり、ぬいぐるみ猫と称されている通り柔らかく愛らしい顔立ちになりますね。


毛色はブルーポイントバイカラー。
ホワイトベースにブルーの被毛が耳や尻尾に現れ、そのコントラストがはっきり分かれているのが特徴です。

この子は左耳がブルー、右がホワイトとアシンメトリーなのがポイント。
一緒に生活をする中で『チャームポイント探し』が始まるのですが、まずは一つ発見ですね！
飼い主様になる方は引き続き探して頂いて見つけたらぜひ、教えてくださいね！

ちなみに3年間は探し続けてください（笑）
なぜかと言いますと、ラグドールは3年かけて骨格や被毛の成長を進めていきます。

徐々に模様に変化し、顔のハチワレ（逆V字）も出てくるのです。
時間をかけゆっくりと成猫になっていくため子猫の時期を長く一緒に過ごせる種類です。
成猫になるにつれて尻尾は太く、被毛はゴージャスになりエレガントなイメージになっていきます。

生後50日前後の猫の理想的体重は500gが目安

生後54日時点での体重は677g！
当店では入店時の体重把握を必ず行い、重きを置いています。

なぜかと言いますと、この時点で500gを超えている子は、骨格形成や筋肉、脂肪の付き方、食欲が良好だと言える可能性が非常に高いからです。
ブリーダーさんの元でお母さんのミルクを良く飲み、離乳食をしっかりと食べていた背景が見て取れる重要なポイントとなります。

猫ちゃんは環境の変化に敏感な生き物ですが、ラグドールは非常に高い対応力を持っていて、あまり緊張している姿を見かけないです。
この子も入店直後のご飯タイムでも気にする事無く食べ進めていってくれていました。


ほらね？
ご飯をお部屋においてあげるとすぐに駆け寄ってきて、小さな口で1、2粒ずつ食べ進めていました。

想像してみてください。
お家にお迎えした後、初めてご飯をあげた時にしっかりと食べてくれている姿を。
飼い主様の多くはその姿を見て【安心感】を抱くでしょう。

その安心感をご提供する為に当店は体重管理、食の管理を重要なポイントとして捉えています。
現在はドライフードをふやかし、粉ミルクをトッピングし与えています。

また、ネオフィリア予防の為パウチやムースの取り入れを徐々に始めていきます。
そうする事で生涯を通しての食の悩みを軽減できるからです。

ネオフィリアに関しては下記の記事で取り上げています。

一緒に遊べばセロトニンが溢れ出す！

猫じゃらしを見せるとスクッと立ち上がり『もう遊んでいい？』と確認している様子。
カメラを意識してくれるとは、なんて協調性のある子。（笑）

ここでのポイントは必ずおもちゃを使って遊ぶ事！

子猫のうちは力も弱く噛まれても痛くないからと手で遊んでしまいがちですが、将来的に噛みグセを助長する事になります。

『成猫になったら止めればいいでしょ？』と思うかもしれませんが、猫ちゃんからすると『ずっと許されていた事なのに急に禁止にされるなんて理解できない！』と混乱します。
なので小さな頃から、おもちゃで遊び感で良い物、いけない物と区別してあげる事が大切です。


テンションが高まりすぎて、なんてポーズを取っているのか。
魔法使い？ハンドパワー？真顔なのが面白い（笑）
終始、色々なポーズをとりながら遊びまわっていましたよ。
この記事には載せきれないくらい撮影したので見たい方は菊池にお声掛けくださいね〜。

一緒に遊んでいると、楽しい、癒されるといった感情になりますよね？
それは脳内でセロトニンが分泌されている証拠なのです。

この成分は感情や気分、精神コントロールにプラスの影響を及ぼす言わば【幸せホルモン】という訳です。
飼い主様がこの子を幸せにするのと同時にこの子も飼い主様を幸せにしてくれる理想的な関係性ですよね。

「遊び＆まったり」のメリハリ生活で体力コントロールをしよう！

遊び終わってゴロゴロタイム。
お腹を撫でてあげると目をパチパチと大きな瞬きをして『もっと撫でて』とアピール。

遊ぶ時と、まったりする時のメリハリをつけてあげる事は体調管理をする上でも非常に大切になります。
人間も常に全力疾走をしていると体力が尽きてしまいますよね？
それと同じで、体力を使いすぎないというのも子猫の時期に気をつけるポイントになります。

・永遠に輝くブルーの瞳
・警戒心ゼロ！人懐っこさ！
・環境の変化への対応力
3拍子揃ったラグドールちゃんとの生活、癒しを求めている方には最良の出会いになりそうです。

文・菊池望夢

相模大塚店飼い主様サポートに関してはこちら


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