マルワン相模大塚店の菊池です。

今回は飼い主様が実は知らない豆知識をご紹介していく
【知っ得！シリーズ猫ちゃん編】
ワンちゃん編では大変ご好評頂いたシリーズなので張り切ってやっていきますよ〜！

ご紹介していく内容は
・噛み癖が付かない正しい遊び方
・猫ちゃんのお手入れ（爪切りとブラッシング）
・食事（ネオフィリアについて）
・ヘルスチェックの方法
です！

では、行きましょう。

噛み癖が付かない正しい遊び方編

遊びのモデルはラグドールくん！
うん、痛い。
猫ちゃんと遊んでいて、手を噛まれた経験がある方いらっしゃいますか？
子猫のうちだけでは無く、成猫になってからも噛み癖が続いていたり。。。

実はそれ、遊び方に原因があるかもしれませんよ。

噛み癖がついてしまう原因とは？

噛み癖の原因の一つに
【手をおもちゃにしてしまう】という事が挙げられます。
手は、おもちゃよりも器用に動く事に加えて人間のリアクションもついてくる為、猫ちゃんにとっては面白くて仕方ありません。

子猫の内は噛む力が弱く痛く無いからといって続けていると、成猫になっても噛み癖として残ってしまっている場合が殆どです。

また、猫ちゃんの正面から触ろうとする事も原因となります。
動いている物を追う習性がある事に加えて、警戒心も芽生えさせてしまい噛んでいくという結果につながっていきます。


では、噛み癖をつけない為にはどうしたら良いのか？
ご紹介していきます。

噛み癖をつけない様にする方法

【必ず、おもちゃを使って遊ぶ】
【急に正面からは触らない】
【噛まれた際にリアクションをしない】
この3点を実践してみてください。
解説をしていきますと

1.手はおもちゃではありません。

遊んで良いのはおもちゃだけ。と認識をしてもらいます。
万が一、興奮して手を噛んでしまった場合は1度遊ぶのを中断して冷静になるまで待ってあげます。

2.触る時は背中or横から

正面から触ろうとすると警戒心もあり、口を開けながら追ってきます。
触る時は猫ちゃんの背中or横からゆっくりと触り始めます。
視界に入りずらい所から触り始め慣れさせ、次第に頭を撫でてあげる様にしましょう。

3.リアクションは取らない

噛まれた時に『痛いっ！』等を口に出したり
手を引いてしまうと【遊んでもらえている】と勘違いをさせてしまいます。
噛まれた際にはノーリアクションで噛んでも面白く無いと認識させてあげましょう。

お手入れ編〜爪切り＆ブラッシング〜

お手入れ編のモデルはエキゾチックくん！
すっかり爪切り慣れもしていて堂々としています。

でも初めは少しジタバタしていたんですよ？
どうやって慣れさせてあげたのかを解説していきます。

それは
【後ろ足から切る事】
これを守り続けました。

では、解説を。

後ろ足から切り始める理由

まずは恐怖心、警戒心を軽減させてあげる事。
なので視界に入りづらく顔から遠い後ろ足からです。
また、四足歩行の動物は前足を触られる事を苦手とします。
前足から初めてしまうと苦手＋警戒心でなかなか慣れてくれません。

そして、猫ちゃんのお手入れで1番肝心と言っても過言で無いのは
【嫌がったらすぐにやめてあげる事】

嫌がり始めた状態で抑えて続行してしまうと、かなり強い警戒心が芽生えてしまいます。
お手入れ道具を持っただけで逃げる様になってしまう。。。
なんて事に繋がりますのでお気をつけください。

1日に1本の足、1本の指だけ切るでも何の問題もありません。
猫ちゃんのペースに任せてあげましょう。


ブラッシングも何処吹く風。

ブラッシングでメインとなるのがスリッカーブラシ。

ブラシをする際の注意点と効果

ブラシの際には
【根元からとかす】
【皮膚に当てながら撫でる】
この2点を意識します。

良くありがちなのが毛先だけを溶かしている事。
一見とかせている様に見えますが根元の方には毛玉が。。。なんて事になります。
そして、皮膚に当てながら撫でる事によってマッサージ効果が得られます。
血行を良くして皮膚状態を良好に保つ事ができます。

ここでも
【嫌がったらやめてあげる】をお忘れなく。

こうして続けていくとエキゾチックくんの様に無抵抗で堂々とした様子でお手入れさせてくれる様になりますよ。

食事編〜ネオフィリア予防〜

食事編のモデルはスコティッシュフォールドくん。
美味しそうに食べてくれています。

猫ちゃんと暮らしている方で
『昨日まで食べていたフードを全く食べてくれない』
と、いう経験をされた方も多いのでは無いでしょうか？

それは単なるワガママではありません。
【※ネオフィリア】という猫ちゃんの本能なのです。
※匂いや食感、味、常に新しい食事を求める事

そのネオフィリアの予防方法をご紹介していきます。

ネオフィリアにならないための予防方法

上記、写真右に写っています粉ミルク、ムース、パウチを混ぜてローテンションをしていきます。
ここではパウチにスポットを当ててご紹介。
当店ではロイヤルカナンの3種類のパウチをあげています。

・グレービー（粒が残っておりスープがかかっている）
・ゼリー（粒が残っておりゼラチンがコーティングされている）
・ローフ（粒は残っておらずペースト状。ムースよりは硬さがある）

この3種類、匂いも味も食感も全く違うのですが、実は栄養素に殆ど変わりはありませんが猫ちゃんは毎食違ったご飯を食べていると錯覚するのです。
なので色々な缶詰を与える事によって起こる、栄養バランスの崩壊を防げます。

こうした物を子猫の内からあげる事によって食べ癖がつきます。
そのおかげか当店の猫ちゃんは全頭ご飯をバクバク食べ続けてくれています。

ヘルスチェック編〜健康的なボディを維持！〜

ヘルスチェック編のモデルはベンガルちゃん。
抜群のスタイルの持ち主です。

当店のアフターサポートで行うヘルスチェック方法は大きく分けて2つ。
目視と触診となります。

ヘルスチェックの方法と目安

触診するにあたって身体を横から触り体型を5段階に分け判断していきます。

1：痩せ過ぎ（目視：肋骨が浮き出ている、触診：脂肪がなく骨の感触がゴリゴリと伝わる）
2：痩せ気味（目視：骨盤の周囲が骨張っている、触診：脂肪が少なく触ると骨の感触が伝わる）
3：標準体型（目視：腰にくびれがある、触診：触ると肋骨が確認できる）
4：肥満気味（目視：腰のくびれが少ない、触診：軽く押すと肋骨が確認できる）
5：肥満体型（目視：腰のくびれが無く、腹部が肋骨よりも突出している、触診：触っても肋骨が確認できない）

こちらの判定方法にて判断をしていきます。
理想的な体型維持は健康な生活へ直結していきます。

当店ではヘルスチェックをした後、フードの適切量をグラム単位でご提供させて頂いております。

判断が難しい！という方はお任せくださいね。

知っ得！猫編のまとめ

猫ちゃんの知っ得！はいかがでしたか？

今回ご紹介した他にも『あれが知りたい！』という事がございましたらお気軽に菊池までお尋ねくださいね！
これからも皆様のお役に立てる様な情報を発信していきます。

では、Vol.2をお楽しみに〜！

文・菊池望夢（きくちの『ち』を地と間違えられがち。。同じ名字の方は共感してくれるはず（笑））

今回のモデルになってくれた子たち↓

ラグドール

【 ラグドール 】スカイブルーの瞳！エレガントな見た目と性格のギャップに萌え！

マルワン相模大塚店の菊池です。永遠のブルーを持つ猫ラグドール。そのスカイブルー色の瞳は強く繊細な美しい色をしています。今回はそんな神秘的な雰囲気の子をご紹介していきます。ラグドールのパーソナルデータ…

エキゾチック


スコティッシュフォールド


ベンガル


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