こんにちは！マルワン元町店トリマーの今田です！
今回も飼い主様の「はてな」について、プロのトリマーが分かりやすく解説させていただきます♪
前回は肛門腺について、どんなものなのか、絞り方などを発信させていただきました！
まだ見ていない方は是非ご覧ください☆


第二弾では爪切りについて写真付きで分かりやすく解説致します。
普段お家で切っている方はもちろん、トリミングで切っている方も、どのくらいの長さで切ればいいか等お伝えしますので必見です！！！

爪の切り方

ワンちゃんの爪ってそもそもどうやって切るのか、見たことのない方には謎だと思います。
爪切りにはワンちゃん用のものを使用します！
一般的にはこちらが使われています。
ニッパーの持ち手のような部分を握り、先端の刃の輪に爪を挟みます。あとは握るだけで簡単に切れます。
爪が太いワンちゃんだと、バチンと大きめの音がします。

実際に爪に挟んでいる状態がこちらです！
握るのは勇気です！躊躇すればするほどワンちゃんに緊張感を与えてしまうので早く済ませてあげましょう。

ベストな爪の長さ

ワンちゃんの爪が伸びていると尖っていて痛いという思いをする飼い主様は多いのではないでしょうか。
伸びた状態の爪がこちらです。
このまま伸びすぎてしまうと巻き爪になり、最悪の場合円状に巻かれて皮膚に刺さることも少なくありません。
切るとこのくらい短くなります！
お家で切れない子は当サロンで爪切りのみの部分美容も550円でやっています！
特に狼爪というワンちゃんの足首あたりに孤立している爪は放置すると皮膚に刺さりやすいです。
定期的に爪を切るようにしましょう！！
実際の狼爪の位置がこちらです。親指で分かりやすいように強調させています！
ワンちゃんが立っている状態で爪が床にギリギリついていないくらいがベストの長さですので、ぜひ確認してみてあげてください♪

ワンちゃんの爪の形状

このように爪の中に神経があり、神経ギリギリまでカットすることが出来ます。
神経を切ってしまうと出血してしまうので要注意です。
お家でチャレンジされる場合は、少し余裕を持った長さでカットしてあげましょう！

黒い爪で分からない！

ワンちゃんの爪の色は、黒い子と白い子がいます。また、混在している子もいます。
白い爪の子はよく見ると中にピンク色の神経が見えます。
実際の神経の位置を確認しながらカットすることが出来ます。
ですが爪が黒い子は目視で神経の長さを確認することが出来ません。
長さの感覚を掴むまでは少しずつカットしていくのが安全です。
カット後の爪の断面に、神経が近づくと白い部分が見えます。
これはもうすぐ神経に到達する目印です！
見えたらそこまでの長さがベストですが、白い部分が分かりにくいので、床に着かないくらいの長さを目安にしてください♪

意外と難しいヤスリがけ！

爪を切った直後は角があり、そのままにすると触れ合う際に痛いですよね。
カット後にはヤスリで角を無くしてあげましょう！
忘れがちなのは爪の下側です！
ここに角があるとワンちゃんが手を掛けてきた時に一番触れる面なので痛いです。しっかりヤスリをしてあげましょう♪

まとめ

ワンちゃんの爪について解説させて頂きました！いかがでしたか？
今回爪切りに協力してくれたポメラニアンちゃんです♪♪
とってもお利口さんでした！！

いつもトリミングで爪をカットしているワンちゃんも、どのくらいの長さが切るタイミングなのかお伝え出来たと思います♪
基本的には1カ月半のペースでトリミングをして頂ければ爪の長さは問題ありません！
ペースが2カ月以上の子は、単品美容として爪切りのみのご案内もありますので是非ご利用ください♪

トリミングご予約もお待ちしています！
マルワン元町店サロン直通TEL 045-225-8357

トリマー/今田