【 ファーストパートナー 】マルワン本羽田店スタッフさとうの愛猫物語!


マルワンスタッフがワンちゃん猫ちゃんとの思い出を綴る【ファーストパートナー】!
マルワン横浜白楽店の飯島さんからバトンを受け取りましたマルワン本羽田店スタッフさとうが第12回を担当させていただきます!
私には15年間共に生きてきた宝物の猫ちゃんがいます。
今回はその子との馴れ初めから現在までのお話です♡

出会いは16年前、知人宅ガレージに産まれ落ちた6兄弟


今から16年ほど前のこと、知り合いのおじさんの家のガレージに6兄弟の一員として産まれたハチワレの子猫。
初めは母猫と一緒に、ガレージの隅に家主のおじさんが作ってくれた小屋で暮らしていました。
しかし若くしてママになった母猫は2ヶ月経たないうちに家を離れ姿を現すことはなくなっていました。
ママを探して鳴き続ける子猫達をガレージで面倒みることにしたおじさんは、
『元々猫ちゃんが大の苦手』
というか鳥好きのおじさんにはいわば猫は天敵だったと言います。
世話をするうちにやはり愛情は芽生えたようで、月に一度位のペースで遊びに行く度におじさんと兄弟達との絆は深まっているのを私は感じました。
ことのほか気にかけていたのが、ビビリで臆病なハチワレくん。
甘え上手な妹猫のそばで、自分は付かず離れずジッと見守っている子でした。
その様子を見て私はよく
『この子はここでしか生きられないかも知れないなぁ』
と漠然と思ったのを覚えています。
幸せを呼ぶと言われるハチワレがくっきりと特徴的な優しい子。
この子が幸せになってくれたらいいなと…。

突然のお別れ、また親を失った兄弟たち


それから1年近く経ったある日、家主のおじさんは悲しいことに突然死されました。
本当に、突然。
おじさんが発見され病院へ行ってしまった後、毎日のように猫ちゃんの様子を見に通ったものの、不思議と誰ひとり家の周りで姿を見ることが出来なかったのです。
ですがおじさんのお通夜の日、家に運ばれる棺を取り囲むように現れた6匹の『おじさんの子』たち。
それぞれが大きな声でおじさんと話をしていたのでしょう。
あんなに悲しい猫ちゃんの鳴き声を私は後にも先にも聞いたことがありません。
その後、おじさんの身内の方がボランティアさんに依頼、地域猫としてこの子達は今まで通り暮らせると聞き、少し安心したのも束の間。
家屋の取り壊しが決まり、コインパーキングになるとのこと。
閑静な住宅街で、道も細いので車通りも少なかったのに、駐車場になるとあっては危険と隣り合わせの暮らしになってしまう…
順にTNRは実施されましたが、ごはん等を託したボランティアさんは居なくなってしまいました。
取り壊しの工事の間に次々と土地を離れていく兄弟達でしたが、ずっとそこを離れずにいたのがハチワレくんと妹の2匹のみ。
ビビリなのに甘えん坊の妹を守る立派なお兄ちゃんはこの頃位から、『私を味方』だと認識してくれたようでした。
出来ればおじさんの代わりに私が育ててあげたい。
けれどペット可物件ではない賃貸マンションでは2匹の兄妹を迎えてあげられない…
葛藤の中で毎日ごはんを運び「明日も来るからね」と言って胸を締めつけられながら帰る日々。
そんな中、甘え上手な妹猫はごはんをくれるおうちができたようで私が行ってもごはんを食べに来ない頻度が増えてきました。
せめて妹だけでもおうちに迎え入れてもらえれば…と祈りながらハチワレくんが美味しそうにごはんにありつくのを眺めていました。

バイクの音を聞きどこからか泥だらけで鳴きながら走ってきた


ハチワレくんは相変わらずビビリで、妹猫のように知らない人に擦り寄って行ってごはんを貰うことなど出来ず、人が来ると隠れてしまう子。
たとえ引き取ってくれると名乗りをあげてくれる人が居たところで連れて行くのも容易ではないでしょう。
そのうち私のバイクの音を聞き分け、走って来るようになったハチワレくん。
日に日に身体が汚れていく姿に思わずギュッと抱きしめずにはいられませんでした。
初冬の頃、間もなく寒さも本格的になるであろうある夜のこと。
この時抱きしめた身体は寒さで震えていました。
私は泣きながら駐車場の塀の外側に毛布とごはんを置き、強く決心したのです。
翌日すぐに不動産屋に走りダメ元で聞いてみましたがやはり飼育を許可出来ないとのこと。
おじさんの家があった近くの不動産屋に走りペット可、多頭飼い可の物件を片っ端から漁りその日のうちに契約しました。
その時住んでいた賃貸の更新直後だったので金銭的な余裕はなく、人は住まずとりあえず猫ちゃんだけに暖かい部屋で暮らしてもらうための部屋を借りたのです。
当時、周りの人達には『猫にマンション借りてあげたの〜?』と驚かれました笑。
そりゃそうですよね笑。
その夜私はハチワレくんに、『私と一緒に来てくれる?』と聞いてみました。
にゃっと小さく鳴いた声に、勝手に【うん】と翻訳をつけて
『明日、迎えに来るから。心配だろうから妹も連れておいで。ふたり揃ってお家に行こう。』
その頃にはほとんど顔を見ることがなくなっていた妹も、一緒に迎えるつもりでケージもキャリーもふたり分用意はしましたが、きっと来ないだろうなと思いながら帰路につき、翌日…
なんと、バイクの音を聞いていつものように走り寄ってくるハチワレくんの後ろに、ひとまわり小さな猫ちゃんがついて来る!!
よほど妹が心配だったのか、きっとハチワレくんが説得してくれたのでしょう。
こうしてこの兄妹はウチの子になりました!

通い母になった私。仕事のストレスなんて吹っ飛ぶモフモフ天国


自分の住む家の家賃とにゃん宅の家賃のため当時夜勤の仕事。
朝、仕事帰りににゃん宅へ行って日中お世話&癒されて過ごす。
夕方一旦帰り身支度して仕事へ向かうという日々のルーティン。
時にはもふもふに癒され過ぎて寝落ちして、にゃん宅から出社することも。笑
睡眠時間平均3時間。常に仮眠状態でした。
でも不思議とツライと思わないんですよね笑
もふもふで疲れも吹っ飛んじゃう笑
あの子達が外で冬を過ごすことを考えたら、何でもないことです^_^
仕事中、打ち込み作業しながらたまに居眠りしてしまったことは内緒ですけどねσ^_^;

そんな中、元々腎臓が悪かった妹猫が投薬治療も虚しく虹の橋を渡って行ってしまいました。
早くお迎えしていたらもっと早く治療が出来たのにと後悔する日々…
空っぽになってしまった妹用のケージを見ながら毎日泣いていた私になんと、抱っこをせがむハチワレくん。
いつも抱っこしてほしがるのは妹だけで、近くで見守っていたお兄ちゃん。
川の字で寝転んでいてもいつも私側は妹ちゃんで、お兄ちゃんは外側でした。
もしかして甘えん坊を我慢していたの?
それとも泣いている私を思って、亡き妹の代わりに妹の仕草を真似してくれたの?
真相は分かりませんが、あの時のぬくもりは2匹分あったように思っています。

主人と出会い、晴れて一緒に暮らせる日がきた


結局ダブルで家賃を支払い続け、引越し費用はなかなか貯まらず良い物件も見つからず10年ほど二重生活を続けていましたね〜笑。
そんな私にもまた運命が訪れたのか、職場で主人と出会い結婚。
晴れてハチワレくんと一緒に暮らせるようになりました!
今は家を建ててもらい幸せなにゃんこライフを送っています♡♡
若い頃には胸に向かってジャンプしてきて強制的に抱っこをさせられる激しめの抱っこ要求も、おじいちゃん猫になった今では高くジャンプが出来ないので二足で立ち上がり、精一杯背伸びをして求めるスタイルへ。
これがまた可愛くて可愛くて(≧∀≦)
甘えん坊な姿を見て犬派のパパもメロメロ笑
ただ、抱っこをせがんでくれるのは私にだけ♡
毎日パパは羨ましそうに見ています♪
仮に何かしらの理由で、主人か我が子かどちらかとしか一緒に居られないけどどうする?
となった時(そんな状況考えにくいですが笑)
私は間違いなく我が子を選ぶでしょう。
主人には内緒ですけどね笑

生き物のぬくもりは何よりの心の栄養


私が精神的に疲れていればいるほど抱っこを何度もせがむ我が子。
猫ちゃんながらにも、疲れた私を癒してくれようとしてるのかなと感謝しながら抱きしめています♡
生き物のぬくもりって心の栄養になるんだなってつくづく思うんです!
月並みですが本当に私にとってかけがえのない存在、宝物です。
本物の愛情を教えてくれた大切な我が子。

私はペットショップという今の職場で、沢山のワンちゃん猫ちゃんと出会ってきました。
み〜んな【ウチの子】と思っています!
だからこそ、みんなみんな、しあわせになってほしいと強く思うのです。

ちょっと感情移入しやすい性格のため、ご家族にお引渡しするときに感極まって涙してしまうこともありますが(汗)
それは俗にいう嬉し寂し泣きの【花嫁の母のアレ】現象として見逃して下さいませ笑

次回のライターさんは

長いお話でしたが、読んでいただきありがとうございました!
さて次に私がバトンをお渡しするのは、 城山店の浦川さんです♪
よろしくお願いいたします^_^


Writer/さとうじゅんこ
⭐マルワン本羽田店の特徴をご紹介⭐

「わんにゃんの健康管理と衛生」を特に重視した運営スタイルをとっているお店です。
毎日実施している「デイリーヘルスケア」では体重進捗・全身チェック&各部のお手入れを始め、マイクロチップスキャンなど細かなところまで徹底的にチェック。

その他にもわんちゃんねこちゃんの最初のコミュニケーション術である「抱っこ」においても「おりこうさんに成長を遂げてほしい」という願いから「魔法の抱っこ法」のロジカルな技術をあみだしました。

更には、ワクチン接種が完了したわんちゃんのお散歩トレーニングは当然の事、運動不足解消を兼ねた本羽田店名物「猫のお散歩」も実施しており、スタスタとお散歩上手な猫ちゃんを数多く誕生させております(^^)

店頭で猫ちゃんをお散歩していると、お客様から「え!猫ちゃんでお散歩できるの!?」という驚きの声も多数いただきます♪

これら以外にも、様々な独自の育成法でわんちゃんねこちゃんを愛情深く育てておりますので、見ているだけで楽しいペットショップだと思います❤
ぜひ一度マルワン本羽田店で楽しいわんにゃん体験をしてくださいませ!

皆様のご来店をこころよりお待ち申し上げております(^^)

マルワン本羽田店スタッフ一同

はじめての方へ!マルワンってこんなお店
本羽田店ガイド

店舗情報:本羽田店

  • 本羽田店
  • 〒144-0044
    東京都大田区本羽田1-23-25(Olympic本羽田店 2Fユアペティア内)
    TEL 03-3743-0511
    OPEN 10:00〜19:00 年中無休

    販売 22東京都販第003781号・保管 22東京都保第003781号
    (登録年月日:2012年11月16日)
    (有効期限:2027年11月15日)
    動物取扱責任者:斎藤美穂

  • 取り扱いサービス
    • 子犬・子猫販売
店舗紹介
ペットショップマルワン本羽田店は「わんちゃんネコちゃんのために当たり前のことを当たり前にやる」をスローガンに掲げるお店。
日々の体調管理の基礎である「体重計測」はもちろんのこと、その体重推移を把握し、幼少期にある不安定な体調をコントロールするところから我々の仕事がスタートいたします。
更には社会性を身につけるための「犬同士のレクリエーションタイム」・「ヒール脚足歩行」を前提としたお散歩トレーニングなど、「目標意識」をもったトレーニングを実施。
熟練スタッフによるアフターサポートはもちろん、マルワンユーザーマイページ経由でのQ&Aにも素早く対応させていただきます。

「愛情を形に表す動き」こそ真のペットショップ像だと確信し、常に探究心を持って新しいことに取り組むペットショップです。
アクセス
【店舗最寄り駅】
○京急本線「京急蒲田駅」から羽田空港方面へ1駅の「雑色駅」から徒歩13分。
雑色商店街を第一京浜方面へ抜けて、多摩川近くオリンピック本羽田店2階に御座います。
○京浜急行空港線「糀谷駅」から徒歩12分。
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マルワン武蔵浦和店からマルワン本羽田店まで車で約56分
マルワン北戸田店からマルワン本羽田店まで車で約50分
マルワン横浜鶴見店からマルワン本羽田店まで車で約19分
マルワン元町店からマルワン本羽田店まで車で約28分
マルワン今宿店からマルワン本羽田店まで車で約39分
マルワン白楽店からマルワン本羽田店まで車で約25分
マルワン横浜大倉山店からマルワン本羽田店まで車で約27分
マルワン横浜港北NT店からマルワン本羽田店まで車で約39分
マルワン相模大塚店マルワン本羽田店まで車で約53分

【車でお越しのお客様】
・『川崎駅方面から』・・「大田区道主要第102号線」経由で約10分
・『目黒区方面から』・・「山手通り/都道317号と羽田線/首都高速1号/ルート1」経由で約40分
・『世田谷区方面から』・・「都道318号」経由で約40分
・『墨田区方面から』・・「羽田線/首都高速1号/ルート1」経由で約30〜40分
・『江戸川区方面から』・・「葛西JCTで首都高速9号/横浜/羽田方面 首都高速湾岸線経由」で約40分
・『千代田区方面から』・・「首都高速都心環状線/C1と羽田線/首都高速1号/ルート1」経由で約35分
・『江東区方面(お台場・豊洲・有明・亀戸・清澄白河)から』・・「首都高速都心環状線/C1と羽田線/首都高速1号/ルート1」経由で約35分
・『千葉県松戸市から』・・「首都高速湾岸線経由」で約54分

【電車でお越しのお客様】
・品川駅から京急本線/京急空港線で雑色駅(約13分):糀谷駅(約14分)
・横浜駅から京急本線で雑色駅(約15分)
・五反田駅から山手線/京急本線で雑色駅(約30分)
・蒲田駅、川崎駅、鶴見駅から京急本線で雑色駅(約3~8分)
・大森駅から京浜東北線、京急本線経由で雑色駅(約21分)


☆羽田空港からのアクセスは店舗NO.1☆
◎マルワン本羽田店までなんと車で11分、電車で19分の近さ!
『羽田空港』・・・「都道311号(羽田空港二丁目西交差点を左折)~弁天橋交差点を左折~大田区主要第102号線(本羽田1丁目交差点の次の信号を左折)~「マルワン本羽田店」
電車ご利用の場合・・・「羽田空港第1ターミナル駅」(京浜急行空港線急行)~「糀谷駅」から徒歩12分。