日本の天然記念物でもあり世界でも人気の高い日本犬代表、柴犬。
歴史は深く、祖先は縄文時代から人と一緒に生活を送っていたと言われており、平成はもちろん令和に至っても爆発的な人気を誇っています。
どっしりとした身体つき、豊富な被毛量は四季が存在する日本の住環境に適していると言えます。

今回は他犬種には無い柴犬の特徴、成長過程に訪れる特有の変化をご紹介していきます！

神奈川県の中心部、横浜市にあるペットショップ マルワン白楽店からお届けしていきます！
トリミング、ペットホテル、保育園もございますので要チェックですよ♪

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柴犬のパーソナルデータ

マズルと頭身が短いことがクマ系柴と呼ばれるポイント！

目が顔に食い込む程にまん丸なお顔をしております。（笑）
マズルが太く短く、頭身が短いほど身体に丸みを帯びコロッコロのクマ柴と呼ばれるのです。
逆にマズルが長くスラっとした体型の子はキツネ系の出立ちになります。

柴犬の毛色は
・赤
・黒
・胡麻
・白
・淡赤
と様々ありますが、最もポピュラーで思い浮かべるイメージ色はこの子の様な赤では無いでしょうか？
単に赤といっても色の入り方は個体差があり、この子は口周りから胸元にかけて白が入っており引き締まった赤だけでなく柔らかな印象も与えてくれます。

ちなみに、生後50日くらいまでは耳がペタッと寝ており成長過程によって立ち上がりピンと立った凛々しい見た目に変化していきます。


生後3ヶ月目に入ると、立ち上がり始めましたよ♪
現在は左耳がピンとしており、右耳を待っているところです（笑）
両耳が同時に立つ訳ではなく片方ずつ起きてくるのが可愛らしくて成長過程を楽しめるポイントですね！

目元もハッキリとして来ておりクリクリな瞳が露わになってきました！
柴犬はお顔に脂肪が多くまぶたに肉付きが良いことで表情が多彩でわかりやすい犬種です。

特に、眉間にシワを寄せておもちゃを悩ましい顔で見つめている姿が可愛い♪
つい、『どうしたの？』と声をかけてしまいますが本人は至って平常運転です（笑）

成長過程で個体差が出る尻尾の巻き方＆顔周りの脂肪が重要なのです！

『何撮ってんのさ』と見つめてくる。。
柴犬といえばグルンと巻いた立派な尻尾がチャームポイントですが仔犬の時期には巻きはなく垂れています。

・右巻き
・左巻き
・車巻き
・半巻
・差尾
・太刀尾
を筆頭に全9種類の巻き方がございます。
人間のつむじの様なもので完全に個体差によって分かれておりますから、どう巻いてくるのかはこの子次第♪

ちなみに尻尾が巻く理由として有力説なのは昔から番犬や狩猟犬としての役割を果たしていた犬種という観点から以下の2点が考えられています。
・自分の身体を大きく見せ強い存在だと相手に思わせる為。
・狩猟の際にターゲットを発見した時、大きく尻尾を振って主人に知らせる為。
その名残が現代でも残っており成犬に近づくに連れて立派に巻いてくるのです。

尻尾が巻いたら一人前の柴犬。可愛いですよね。


先述しましたが柴犬にとって顔まわりの脂肪はとっても重要な役割を果たしているのです。
ただムッチリしている訳では無いのですよ！（笑）

そもそも首回りは弱点であり、圧倒的に急所と言える箇所なのです。
特に仔犬の頃は力が弱く戦いに勝てませんから、顔まわりに豊富に脂肪を蓄えて弱点をガードしているのです。
また、脂肪がある事によって保温効果もありますから四季があり寒暖差が激しい日本での暮らしにも対応する意味合いがあります。

こうして本能によって身体を変化させるのは犬種の中でもそう多くは無く柴犬は筆頭と言えるのでは無いでしょうか？

実は大人びている子が多い？従順に育てるためにへそ天をしよう！

現在は、ふやかしたドッグフードをモッチャモチャと噛みながら食べています。
柴犬には健康的な皮膚被毛と発達した筋肉がつく事がベスト！
成長に応じてフードの種類を変えてあげるのですがタンパク源が多いものを選んであげることをオススメ致します。

嗜好性や体格にも配慮し決めてあげる必要がありまして、正直飼い主様だけでは把握しきれないポイントもあるかと思います。
そこでご利用いただきたいのはマルワン白楽店のアフターサポートにございます【マルワンメゾット】という独自のもの。
骨格形成や体重、腹囲に毛吹きをチェックした上で理想的な身体までのヘルスコントロールをお手伝いさせて頂きます。
当店と一緒に最高の柴犬を目指して頂ければと思います♪

そして、個人的に感じるのは【柴犬は大人びている子が多い】という事。
中にはふやかしフードをあげても『あ、自分ドライフードで大丈夫っす。』と言ってカリカリを求める子がいます（笑）
それもまた可愛いのですがこの子はちゃんと、ふやかしたフードを食べてくれています♪


柴犬は小型犬認定ですが、その中では大きめで力も強くなっていきますからコントロールが必要。
いざ、成犬になってからコントロールしようとすると力負けしてしまう。。なんてケースも。
そこで、仔犬の時期から従順になるように育ててあげることでその感情は根付き、反抗意識や咄嗟にスイッチが入って興奮してしまう事を防げます。

お家でもできる簡単な方法としては写真の様に仰向けにする【へそ天】！
お腹は弱点であり警戒している状態だと決して見せません。
小さなことからこうしてあげることで敵対意識が減り、人に対して従順に接する事ができる子になります。
これを行うことで【躾のベース】を作るイメージをしましょう。

指示に従うという思考をつけてから様々なトレーニングを入れることがベター。
抑制する事によって、お散歩中に興奮して急に飛び出してしまうなんてことも防げ安全を確保してあげる事ができます。
当然、噛み癖や飛びつき癖を防止、修正する事も可能ですのでまずは【へそ天】がしつけの入り口です。

ちなみにこの子はへそ天もお手の物ですし、噛み癖もございませんのでとっても優しい子♪
お迎え後のトレーニングもお任せくださいね！

まとめ

撮影が終わると『ファ〜』と大きなアクビ。
ワンちゃんのアクビって可愛すぎません？個人的には好きな仕草ベスト3には入ってきます（笑）

日本の代表犬種でもある柴犬。
個性豊かな見た目と成長過程の変化の楽しみ、穏やかは性格は柴犬ならではで感じられるポイント！
凛々しい見た目と甘えん坊な性格で世界中を魅了しているのも頷けます。

お迎えして頂いた後は『耳が立ち上がったよ！』、『尻尾がこうやって巻いたよ！』なんて報告も楽しみにお待ちしていますからね！

では、お店で会いましょう。

文・菊池

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