人が大好きなワンちゃんにとってお留守番って可哀想…
一度はこのような考えや悩みを抱いたことがある方が多いはず。

【自分の時間を有意義に過ごせるお留守番】or【寂しさや退屈さからストレスが蓄積されるお留守番】
あなたならどちらを選びますか？
多くの人が前者を選ぶのではないでしょうか。


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愛するペットのためにお留守番慣れの大切さを知ろう！

お家に来た日から可愛くて愛おしくて誰でも目が離せなくなってしまう存在となるワンちゃん。
ですが、常に在宅で誰かがいるというご家庭であってもお留守番をさせる時は必ずやってくるものです。
お仕事はもちろん、お出かけや飼い主さんが万が一の事態でお家を空けなくてはならないなど…
理由は様々ですが、小さい頃から一人に慣れさせてあげることは全て愛犬のストレス軽減のため！

冒頭でも触れましたが、【お留守番＝可哀想】という認識ではなく、【有意義に過ごせるお留守番】にするために、小さい頃からのお留守番トレーニングや環境作りへの工夫を行いましょう♪
まずはなにからしたらいいの？？ということで、早速ご紹介いたします！！！

お留守番対策4選

ペットをお迎えする際に誰もが共通して心配されるのが、お留守番。
特に、共働きや一人暮らしの方は10時間以上留守にする方がほとんどですよね。
そこで、同じように留守時間の長い下丸子店スタッフが自宅で行っている対策を厳選してご紹介いたします！

1.ひとりの時間に慣れさせておく

下丸子店ではお迎え後の生活について、【翌日からいつも通りの日常を送ってください】とアドバイスをしています。
常に人のいる環境に慣れてしまうと、ひとりになった時に不安を感じてしまうようになるので、外出しない日であってもわんちゃんから離れる時間を設けましょう。
よくあるのが小さいから心配で目が離せないという声ですが、その場合はまずは30分…など短い時間からでも構いません。
お店にいる間は、閉店から開店するまでひとりで過ごす時間を既に経験し、慣れているという強みがありますので継続して慣れを伸ばしていきましょう！

2.落ち着く環境づくり

わんちゃんの体格や留守時間の長さに合わせて、ケージのサイズを選ぶことも大事です！
4.0kg前後の子であれば、60×90の大きさで充分。留守時間が長くても問題ありません。
5.0kg以上の子であれば、横幅が100㎝以上あるとケージの中で過ごす時間が長くても安心できるサイズ感ですよね！
また、外からの音が聞こえやすい玄関近くや、窓際などはなるべく避けてケージを設置するのがおすすめ！
設置場所に困った時は一緒に決めていきましょう♪

3.お留守番用おもちゃの準備

月齢にもよりますが、食べてしまっても大丈夫な木の棒や、鹿の角のおもちゃ、歯磨き効果のあるデンタルトイなど噛みちぎることができない玩具を用意しましょう！
万が一壊してしまった時の誤飲などの事故を避けるために、人がいない時間に遊ぶおもちゃは慎重に選んでくださいね！

4.外出時、帰宅時の対応を意識する

ここまでは準備段階でしたが、次は飼い主さんたちの行動で大事なポイントになります。
家を出る直前は構わない。帰宅後すぐに構わない。この二つを徹底しましょう。
外出直前に長い時間かまったり、興奮を誘うように触れ合ってしまうと、突然飼い主さんがいなくなった…と不安やストレスを感じやすくなってしまいます。
「行ってくるね～」などのやり取りは興奮させない程度に済ませ、サーッと出かけていくというのが鉄則！
可能であれば外出する10～30分前までにお散歩を済ませ、体力を消耗させておいてあげると満足感が得られると共に睡眠もよくとれるので退屈する時間も減らしてあげることができます。

「ただいま」と帰宅する際も同様に、一番最初に抱きしめてあげたい気持ちをぐっとこらえてわんちゃんが落ち着くまではケージから出さない、構わないというのがとても重要。
分かりやすくすると、【帰宅＝感動の再会】ではなく、【帰宅＝もう帰った来たのか～】と少し寂しくなるようなお出迎えにしていくことが理想。
これは普段から興奮しやすい子のトレーニング方法のひとつでもあり、ここを飼い主さんたちがわんちゃんのために…と辛抱できるかがお留守番慣れへの大きな鍵ともなります。
私も最初のころは一番最初に駆け寄りケージから出していましたが、今では家事や身の回りのことを優先して片づけた後や部屋着に着替えてから愛犬をケージから出してラブラブタイムを過ごしています♡
興奮しやすかったうちの子も今じゃ「今日もお疲れ～」と言わんばかりの表情でゴロゴロとしながら出迎えてくれるようになり、前よりも愛が深まった気がします(*'ω'*)

ケージでお留守番するメリット

ここまでお留守番慣れの大切さとお留守番をさせる際の対策について説明してきましたが、お次はメリットについて！

分離不安症を抑制する

お迎え後多くの人が悩む分離不安。お留守番の間吠えてしまったり、飼い主さんがいないと落ち着かずにずっと動いているなど…。
そうならないために先述の通り、小さい頃からお留守番に慣れておくことが必要になります。
分離不安症はわんちゃんにとって大きなストレス。改善していくことも相当根気が必要になりますので、お迎え後はひとりの時間に慣れさせるトレーニングも行いましょう！

拾い食いなど不慮の事故を防ぐ

フリーでのお留守番をさせているご家庭も多く、初めてお迎えされる方などはいつからフリーにできますか？とご相談をいただくこともあります。
ですが、慣れてきたからといって油断は禁物。環境を整えていて大丈夫であろうと思っていても事故は突然起こるもの。
ケージでのお留守番が出来るということは、愛犬の命を守ることに繋がります。

災害時でもケージやクレートを利用できる

いざという時にケージやクレートなどの狭い場所に入ってくれない、怖がってしまうということが起きないように、日頃から使い慣れておくことが大切。
フリーに慣れすぎてしまうことにもデメリットがありますので、どちらの環境でも問題なく過ごせるように慣れさせておきましょう！

まとめ

お留守番の重要性と対策、お留守番に慣れておくことのメリットをご紹介しました。

お迎えした時から飼い主の留守が日常的にあり、慣れていればわんちゃんたちも自然とその生活が当たり前になります。
私たちが病院は待ち時間が長いものと認識をしているのと同じように、当たり前の認識にしてあげることでかかるストレスも大きく変わります。
まずは、私たち飼い主がお留守番させることの大切さを理解することが、愛犬の幸せな暮らしへとつながるのではないでしょうか。

【自分の時間を有意義に過ごせるお留守番】にしていくためには普段の接し方、行動がキーポイントになりますので、なにから始めていいかわからないという方は下丸子店スタッフにご相談ください！


文/RIRIKA（マルワン下丸子店）

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