関東地方も梅雨が明け、厳しい夏の季節になりました。
ジリジリくる猛烈な暑さに人も体力消耗し外出する時間も気にしてしまいますね。
お部屋の中で快適に暮らしてる猫さんでも、熱中症になる事があります。
毎日の生活に予防対策に取り入れてみませんか？
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お店の室温

NT店の室温はどのくらい？とお客様に聞かれる事が多いですが、猫さんたちの入ってる犬舎や室内は25.5度ぐらいを常に保っております。
人が半袖で寒さを感じない程度の温度です。
室内の温度をこまめにチェックしてくださいね。
猫さん達の寝床のベッドや敷物は、夏仕様になってますか？
是非準備してあげてください。

水分補給はこまめに

猫さんで水分摂取が少ないと、ご相談もあります。
この季節にお水を飲んでくれないと心配になりますね。

水分をお水からだけにこだわらず、ウエットフードや水分を含んだ缶詰。
猫さんたちが大好きな「ちゅーる」で補給も出来ます。
お部屋の中の各所にお水を置いてあげるのも良いですよ。

猫さんにスイカ？？？

猫さんにスイカをあげて大丈夫ですか？と質問されました。
答えは『大丈夫です』
水分が多く含まれていて甘いので、ワンコさんも大好き。
私達も夏にスイカ食べますよね。
スイカには「ビタミンC」や「リコピン」「シトルリン」というアミノ酸の一種が豊富に含まれているので、免疫力を上げてくれます。
ミネラルの一種である「カリウム」は利尿作用があり、体の不要な成分を尿と一緒に排出してくれるので、猫さんにスイカはいいですよ。

しかし与えすぎは、下痢をしてしまったり、身体を冷やしすぎてしまうので注意してください。
タネを取り小さくカットして、サイコロサイズで1度に5粒ぐらいが適量と思います。

気をつけたい食中毒

暑い季節になると食中毒のニュースをよく耳にしますね。
猫さん達も同じで、この季節は要注意したいです。
食中毒には、「サルモネラ菌」「ブドウ球菌」「大腸菌」がありますが、他にも細菌によって時間が経った腐ったフード食べたり、ウエットをそのまま放置していて食べてしまうと食中毒になってしまう事もあります。
「ウェットフード」よりも水分の少ない「ドライフード」のほうが傷みにくいですが、高温多湿な季節はドライフードも注意しなければいけません。

ドライフードを冷蔵庫に入れてる方もいらっしゃると思いますが、これはあまり好ましくありません。
食事の準備をするたびに、低温から常温になる為に、結露でカビが生えやすくなってしまいます。
お部屋の中で、日光の当たらない場所に置くのがベストです。

通院の時間帯と早めの予定

猫さんがこの季節外に出る事は少ないと思いますが、通院で外に出る場合は、時間帯に気を付けてください。
朝一番に行っても病院を出る時には、太陽がギラギラでかなり暑くなってると思います。
夕方などの時間帯や前日に天気予報をチェックするといいですね。

今年の夏は厳しいと毎日ニュースで拝見しますが、大切な愛猫ちゃんの為に暑さ対策と毎日の猫さんの様子をチェックしてあげてくださいね。

文/のじま