気温が高くなる日が多くなり、人やワンコさん、猫さんにもツライ時期になってきましたね。
そんな暑い季節を乗り切るためのポイントや注意点を教えちゃいます！

今から熱中症対策が必要です

真夏に多いと思われている熱中症ですが、実は5月6月に多いって知っていましたか？
急に暑くなり、体が暑さに馴れていない今が危ないんです。

温度だけではありません

『温度がそれほど高くないから大丈夫』と思っていませんか？
実は熱中症は温度だけではなく、湿度も関係してるので、これからのジメジメした梅雨の時期もっとも要注意なんです。

ワンコさん、猫さんの熱中症の症状って？

•はぁはぁと呼吸が荒いカッコパンティング）
•よだれの量が多い
•目が充血している
•熱がある
•ぐったりしている

など。
ひどくなると、嘔吐したり、意識朦朧としたりと人と一緒です。

仔犬や仔猫、老猫さんは『さっきまで元気だったのに』と急に悪化してしまうので特に注意が必要です。

熱中症になってしまったら

•木陰など直射日光の当たらない場所に移動する
•扇風機などで風を送る
•頸動脈や脇、内股辺りをタオルで巻いた保冷剤で冷やす
•水道水や常温のお水で体を濡らす
（冷水など冷たすぎると血管が縮まり悪化してしまう場合もあるので、常温のお水がベストです）

※猫さんは、体を濡らすことがストレスになる場合もあるので、保冷剤で冷やす方が良いですよ。

応急処置をした後、良くなっても病院へ行ってくださいね！

熱中症にさせないために

温度•湿度

ベストなお部屋の温度23~25℃、湿度は50〜60%と言われていますが、年齢や犬種などによって多少違ってくる場合もあります。

冷房と除湿、扇風機など上手に使って快適に♡

※猫さんの場合、エアコンのリモコンを机の上に置いて置くと触って消してしまったり、暖房になってしまったりがあるので、リモコンは猫さんの届かない引き出しなどにしまってくださいね！

クールアイテム

最近は接触冷感素材のマットやベットが多くでていますよね。
アルミのプレートや冷却枕など、その子に合った物で快適に♡

※保冷剤の場合は噛んで壊し中身を誤飲してしまうことがある為、見ていられないお留守番の時はオススメしません。

クールアイテムは停電など起きてしまった時にも役立つので、用意して置くといいですよ。

水分補給

いつでも水分補給ができるように、空になって飲めないなんて事がないように、水飲みを増やすといいですね。

お水はこまめに入れ替えてあげる事で、雑菌の繁殖が防げます。

あまりお水を飲まない子には、ウエットフードや犬用のゼリー、など水分を多く含む物を水分補給のサポートとしてオススメです。

暑い季節のお散歩

お散歩は朝早くか、夜の涼しい時間にしてくださいね。
ワンコさんは地面に近いために直に熱を感じてしまいます。
他にも、私たち人は靴を履いていますが、ワンコさんはそのまま！肉球を火傷してしまう危険があるんです。
まずはお散歩に出る前に、飼い主さんがアスファルトを触って熱くないか確認をしてほしいですね。

病院など、どうしても昼間に出かけなければ行けない時

キャリーケースやカートにはタオルに包んだ保冷剤や冷感マットを入れてあげてください。
ミニ扇風機などで風を送るとより一層涼しくなりますね。

お水も携帯し、いつでも飲めるようにしてあげてください。

早めの準備で夏を乗り切ろう

ちょっとしたポイントで大切な愛犬、愛猫さんを守る事ができます。
ワンコさんや猫さんは暑さや具合いが悪い事を伝えることができないので、普段から様子をみて異変に気がついてあげることが大切ですね。

今年の夏は、かなり暑いと予想されています。
飼い主様、ワンコさん、猫さんが少しでも快適に過ごせますように！

文/おおい