真っ白なふわふわのシルクのような被毛。
お手入れが難しそうと不安に思う方も多いと思いますが、白い被毛のワンコさんでもお手入れの仕方で解決出来ちゃいますよ。
そんなお手入れの仕方のご紹介です。

マルチーズ君のパーソナルデータ

生後86日のマルチーズ君

身体も大きくなり1.1kgに成長。
被毛も伸びて、毛先のカールに動きが出てヌイグルミのようになりました。
少し前に下がったお耳の毛も少し厚みが出てきました。

お顔の輪郭も丸みを増し、目と鼻の黒豆3つがキラキラ輝いていますよ。
フォルムは、ドワーフタイプの胴長・短足♪
パピーのマルチーズの後ろ姿は最強に可愛い姿だとスタッフは熱く語ってしまいます笑

パピーの被毛

柔らかいパピーの被毛はスリッカーで引っ張ってしまうと切れ毛の原因になります。
もつれを優しくとり、コームを使って整えていきます。

ブラシの種類やコームの種類も沢山ありますが、小さなパピーにはこちらのサイズをオススメしております。
乾燥してる時期は、ローションを被毛から30cmぐらい離してスプレーすると被毛の痛みも少ないです。
臭いがない天然素材のものを選ぶと、ワンコさんに優しいですよ。

気になる涙やけ

白いワンコさんの目頭から鼻にかけて赤くなってしまうのが、涙やけ。
色々な要因がありますが、パピーの時期に多いのが涙の量です。
赤ちゃんは歯が生えてくる時期に、ムズムズしてヨダレが多く出ますよね。
ワンコさんも歯の生える時期から生え変わりの時期まで、比較的涙の量が多くなります。
涙が瞳から溢れ出し、鼻の方へ流れていきますが、そのままにしているとバクテリアが発生し赤く変色してしまいます。
この赤くなる原因を作らないために、たくさん遊んだ後や食事の後、コットンではなくティッシュで水分を擦るのではなく、パッティングするように水分をとって上げてください。

これだけでも涙やけを広げないケアになります。
ワンコさんの皮膚はとても薄く、特に目の周りの皮膚はとても敏感です。
擦りすぎたりすると、抜け毛や炎症の原因にもなるので注意です。
マッサージの仕方やホットパックなど、ケアの仕方は月齢によってたくさんあるのでぜひご相談ください。
目の中に毛が入らないようにしてあげるのも改善対策です。
小さなパピーちゃんの目元にハサミを当てるのは、たいへん危険です。
プロのトリマーさんにカットをお願いするのをオススメしますが、ワクチンプログラムが終了していない期間は、NT店でお手入れするのでご安心ください。

お耳ケア

垂れ耳さんはこれからの季節、蒸れたり汚れがつきやすくなります。
1週間に1度ぐらいのペースで、固く絞ったコットンで見える範囲優しく拭いて上げてください。

奥の方に黒いのが・・・
気になって綿棒を使いたくなりますが、綿棒って意外と固くて、皮膚を傷つけてしまうことがあります。
そして塊の汚れを奥に押し込んでしまう可能性も。
パピーの時期は黒い汚れがたくさん出たり塊が見つかったら、病院で診てもらってください。
外耳炎や耳ダニの可能性が0ではないです。

肉球ケア

ワンコさんは肉球で汗をかきます。
肉球の周りが毛だらけになってると、歩きにくく滑りやすくなります。
お散歩の後は必ず、濡れたタオルやノンアルコールのウエットシートで肉球を拭いてあげましょう。

この時も優しくお手入れ。
擦りすぎたりすると違和感が出て、ワンコさん達は気にして舐めたり、触らせるのを嫌がるようになってしまいます。
乾燥時は、自然素材のニオイのないクリームで優しくマッサージ。
ひび割れ防止になります。

お手入れトレーニングも楽しく

NT店のマルチーズ君も、毎日お手入れのトレーニングをしています。
短時間で出来た事を褒めて覚えてもらう。
とっても優秀ですよ。
涙やけも無く、イケメンに磨きをかけてます笑

白いワンコさんのお手入れが得意な、スタッフにお悩み相談して下さいね。
もつれや毛玉を防いで、お手入れ嫌いにならないようにサポートいたしますよ。

文/のじま