こんにちは！
マルワン東日暮里店唯一のトリマー資格保有者である藤原が、おうちメンテナンスを動画でまるごと包み隠さずお伝えするためにvlogにしてみました！
不定期で掲載してみましたので、気になっていたものがあれば是非おうちメンテナンスで活用してみてください♪

第一回の耳掃除編はこちら

第ニ回の歯磨き編はこちら


今回は、ユアペティア東日暮里店のお散歩でいらっしゃる常連さんたちの中でも時々話題に上がる「犬の肛門腺絞り」についてです！
猫ちゃんの肛門腺はつまりにくいといわれているので、猫ちゃんで気になる方やお家のネコちゃんがお尻を頻繁に気にしている様子があったら獣医さんに聞いてみてくださいね！
ちなみに今回はお尻の写真が盛りだくさんになってしまうので、お食事中の方は見るのは後でにしてくださいね！

注意点

なにごともやりすぎは禁物！
ということで肛門腺が溜まりやすい子でも10日~2週間に一度程度で、力加減も強くしすぎないようにご注意ください！
標準的な頻度は1か月に一回、定期的にトリミングサロンにお願いしている場合はトリマーさんがシャンプーの時に一緒に絞ってくれていると思いますので、気になる方はトリミング終わりにトリマーさんに、うちの子はたまりやすい子なのかどうか等聞いてみると教えてくれると思います。

サロンによっては肛門腺のみの単品メニューとしてもお取り扱いしている場合がございますので、ご自身で絞ってみても全然わかんない！であったり、愛犬が嫌がってできない！という方は無理せずプロの腕を頼ってくださいね。

まずは実際に絞ってみます！

用意するもの↑
今回はプードルちゃんのようなもこもこちゃんだとお写真がわかりにくくなってしまうので、犬種の中では毛の短い豆柴くんにご協力をお願いしました。
豆柴くん、お尻を全国公開で申し訳ないけどよろしくね♪
まずはこちらをご覧ください！

どうやって絞ってる？

ではここからは具体的にどうやって絞っているのかを説明していきます。
1．わんちゃんを四つ足でしっかり立たせて、尻尾の根本をもって真上にあげます。
2．尻尾をあげたままお尻の穴を明確に見つけ、用意したテッシュ越しにお尻の穴を中心として時計に見立てて4~5時と7~8時の方向に人差し指と中指を添えます。
3．そのままお尻に穴に向かってつまみながら、下から上にすくうように押し込むイメージで絞ります。
※1回ですべて絞り切れなかった場合も、最大3回までにしましょう。
4．お尻についた肛門腺をウェットティッシュでしっかり拭き取り、ご褒美をあげて終了！

見つけるコツ

肛門腺を見つけるコツですが、溜まっている子の場合は肛門腺の場所を軽く摘んだ時に少し硬い物を触れる時があります。
それが肛門腺で、肛門腺を「真上から潰す」よりも下の方から「押し出す」ように絞ると1回で綺麗に出ます。
※お尻をお花スタンプで隠しております

まとめ

肛門腺はだいぶ臭いがきついので、おすすめはシャンプーの時に一緒に絞る！
そうすることで絞った後にお尻をシャンプーしてあげるとその後肛門腺臭が残ることなく処理できます！
肛門腺だけで絞る場合でも洗面所やお風呂場の換気扇を回して行い、シャンプータオルやウエットティッシュ、ブラッシングスプレーなどの絞った後にケアできるものを一緒に用意しておくと良いですよ。
他にもシャンプータオルのおすすめや、実際にピンポイントで教えて！という場合も、当店の卒業生限定で対面レクチャーも行っていますので、ぜひマイページやお電話にてご相談をお待ちしております！

文/藤原みのり