桜の季節はあっという間に過ぎて、じわじわと暑い日が近づいて来ました。
お散歩中に、半袖の方もちらほらいらっしゃいますね。
シニア猫さんも過ごしやすい季節になりました。
窓越しの日向ぼっこで、ウトウト気持ちよさそうにしてる姿を見るとホッコリしちゃいます。
今回のシニアブログは、シニア猫さんの目についてです。

シニア猫さんの目

猫さんの目は美しいガラス玉のようにキラキラとしていて、じーっと見てるととても神秘的ですね。
視力は0.1~0.2の近眼なんですよ。
シニアになり10歳を過ぎた頃から、目のレンズが硬化するので視力が衰えて来ます。
人と同じで近くが見えづらく、遠くのものが比較的見えるようになります。
ワンコさんと同じで、お部屋の中の配置や生活している環境を変えないことがシニア猫さんには安心でいいんですよ。

猫さんってどのくらい見えてる？

大きな目でじーっと見られたり、飛んでる虫などを俊敏に察知する猫さんはとーっても視力がいいと思いませんか？
しかし驚くのが視力は、人間の10分の1程度しかありません。
ちなみにそんな視力の弱さを補うためにネコの目は、動くものに敏感に反応するようになっているんですよ。

ねこじゃらしなどを猫の前で動かすと、俊敏な目の動きにビックリしちゃいますね。
見え方は、ぼやけた輪郭で見ています。
例えて言うと、電車でトンネルに入った時にガラスに映る映像に似てるかもしれませんね。
夜行性の猫さんの目は、光をできるだけ多く取り込めるように水晶体が大きくなっているため、細かいものをはっきりと見分けることが出来ないそうです。

猫さんは何色が好き？

カラーのフェルトのボールを何個か渡し赤いボールで楽しそうに遊んでいると『うちの子は赤のボールが好き』と思う方もいると思います。
果たして、カラーの識別は出来るか？ですが、猫さんは青と緑は認識出来ますが赤はできないんですよ。
カラーの中でも比較的青は見えやすいようで、視力の悪くなったシニア猫さんにも青色を選んであげると、位置が分かりやすいかも知れませんね。

シニア猫さんの目のトラブル

人もワンコさんも同じでシニアになると、ドライアイ（乾性角結膜炎）なることも。
ワンコさんと同じで涙やけの症状がひどくなる場合もあります。
涙の量の低下や涙の質の変化によって起こります。
視力が落ち、なんか気にして目を擦ってしまったりして、傷がついてしまうこともあります。
毎日の様子で目を気にしてる行動がある場合は、早めに獣医師の診察を受けると安心です。

毎日同じできる簡単ケア

1日1回は目ヤニのお手入れをオススメします。
また、毎日の行動チェックで視力低下を早く知る事が出来ます。

♦︎キャットタワーに上らない、 高いところから降りられなくて困ってる
♦︎鳴くようになった
♦︎周囲の明暗にかかわらず瞳孔が開いたままになっていることが多い
♦︎触れた時に驚いたりする
♦︎物事に過剰に反応するようになった

こんな様子が出て来たら、視力の低下も早い段階で知る事ができますよ。
快適なシニアライフを過ごしてもらう為に、優しい環境と優しい気遣いでストレスフリーのシニアライフが送れたらいいですね。

マルワン横浜 港北NT店では、シニアの猫さんの生活サポートにも力を入れています。
御家族の悩みを一緒に解決していきましょう。
是非ご来店くださいね。

文/のじま