ペットショップマルワン横浜今宿店の木野内（きのきの）です！
お久しぶりになりましたわんにゃんマニア！
2022年の法改正に伴いきのきの、愛犬飼育管理士の試験を受けに行って参りました！

今回受講したお話の中で特に興味深かったのは犬が食べたら危険な食べ物について。
チョコレートやネギ類などは耳にする機会も多いと思いますが、もっと危険な食べ物もあるのです！
あまり知られていない愛犬ちゃんにとって有害となる食べ物を原因も含め解説していきます！

わんにゃんマニア第1弾はこちらから！↓↓↓


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 生モノの危険な食べ物

その1：生の魚介類

イカやタコ、エビなど生の魚介類に含まれるチアミナーぜは、摂取しすぎると体内のビタミンB1が破壊されてしまい貧血を起こしてしまいます。

その2：生卵

生卵の白身にはビオチン（ビタミンB郡の一種）の吸収を妨げるアビシンが含まれています。
過剰な摂取はビオチン欠乏を引き起こしてしまいます。

その3：乳製品

ワンちゃんは牛乳に含まれるラクトース（乳糖）を分解する酵素が少ない為、量によっては消化不良や下痢を引き起こしてしまう事があります。
ヨーグルトやチーズにはラクトースが分解・除去されていますが、様子を見ながら少しずつ与えるようにしていく必要があります。

その4：生肉

寄生虫や細菌の感染、原虫感染を引き起こす可能性があります。

キシリトール

甘味料として用いられるキシリトール。
キシリトールを摂取すると、インスリン分泌促進作用が過剰に起こってしまい低血糖症状が起こってしまいます。
また、肝臓に障害を起こす可能性もある為、注意が必要です！

野菜・フルーツ

タマネギ・長ネギ・ニラ・ニンニク類

アリルプロピルジスルフィドという成分によって赤血球が壊される為、貧血などの中毒症状を起こす事があります。
加熱しても作用があるので要注意です！

ナッツ・特にマカダミアナッツ

多量摂取により、運動失調や後肢の麻痺を起こす事があります。

レーズン・ブドウ

嘔吐、下痢、腹痛、重度の場合腎不全を引き起こす可能性があります。

アボガド

アボガドに含まれるペルシンの多量摂取により、胃腸炎を引き起こす可能性があります。

モモ・ウメ・プラムなどの種

鋭利な形状の種を誤飲すると、胃腸が傷ついたり腸閉塞を起こす可能性があるので注意が必要です。

コーヒー・紅茶・アルコール

カフェインやアルコールも血中濃度が高くなると不整脈、嘔吐などの症状が出る可能性がありますので注意が必要です。

その他の危険な食べ物

ベーコン・ソーセージ・揚げ物

塩分、脂肪含有量が多いので、嘔吐や下痢が続き膵炎の原因にもなってしまいます。

鳥や魚の骨

先が尖っている骨は口の中や食道、胃腸を傷つける恐れがあり大変危険です。

まとめ

普段私たちの食生活で目に触れる事の多い食材が、わんちゃんにとっては危険な食べ物である事がお分かり頂けると思います。
きのきのの愛犬も子犬時代、ほんの数秒目を離した隙に誤飲し病院にお世話になる事が何度もありました。
これからペットライフを始める方はぜひ参考にして頂けると幸いです！

もっと詳しく聞きたい！！という方はぜひ店頭で！
ご来店お待ちしております♡

第4弾もお楽しみに！！


文/木野内香織（横浜今宿店 店長）



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