こんにちわ！マルワン元町店店長の清水です。
今回は前回の豆柴に引き続き、和犬シリーズ！ということで甲斐犬ちゃんをご紹介します！
ペットショップではあまり見ない甲斐犬ですが、一体どんな子なのか・・
しっかりご紹介させて頂きます！

甲斐犬ちゃんのパーソナルデータ

甲斐犬の歴史

甲斐犬は日本土着の犬ですが、実はそのルーツはスピッツだと言われています。
甲斐地方、今の山梨県を原産とした中型犬が基礎となり、山梨県南アルプスの山岳地帯で猟犬として扱われていたそうです。
自然交配と、猟犬としての選択繁殖を繰り返しながら、長い時間をかけて今の甲斐犬になりました。
そして、1934年には天然記念物に指定されています。
実は、日本犬で天然記念物に指定されたのは秋田犬に次いで2番目だとか。

まさに日本の武士？！「一世一代」の忠誠心

甲斐犬の一番の魅力はその忠誠心。
「一世一代」と言われるほど自分が認めた相手や家族に対しては絶対の忠誠心を捧げるのです。
まるで日本の武士、みたいですね（笑）

とっても愛情深く、飼い主さんLOVEな犬種です。
撮影時も最初はキョロキョロ落ち着かない様子でしたが、ものの数分でこの通り。

▲しっかりとお座り姿勢もキープ！

めちゃめちゃいい子でびっくりしました。。
普段のお部屋でもむだ吠えもなく、のーんびり過ごしている印象が強い良い子です。

野性味あふれる黒虎カラー！

甲斐犬の毛色は黒虎、赤虎、虎の三種類。
色の濃淡や入り具合で分類されます。
この子は黒虎。

▲うーん、渋い。。

成犬に近づくにつれ、濃淡はもっとはっきりしていきます。
将来が楽しみ！
さらに、甲斐犬の体型は四肢がすっきりとした「鹿犬型」と、ずんぐりした「猪犬型」に分かれます。


この子は鹿犬型ですね。
（現在は鹿犬型の子が多くを占めます）
日本犬は特に立ち姿が美しいなぁといつも見とれてしまいます。

ライオンさんと遊んでみた！

お気に入りのライオンさんのおもちゃで遊んでいるところを激写！
もう抱え込んでかぷかぷしております（笑）


寄り添っているのが安心するのか、もう離れません！と言わんばかり。
ライオンさんと遊んで満足そうな動画をご覧ください。
注目ポイントはおもちゃを取られた時のショボーンです、、（笑）

お迎え頂く飼い主様はどうかライオンさんも一緒に連れて行ってあげてくださいね！

お迎え前に知っておきたい2つのポイント

甲斐犬は獰猛で気性が荒く、飼うのがすごく難しい・・。
と、思っている方もいるかもしれません。
でも、それは間違いです。
たった2つのポイントを理解し、実行できればかけがえのない家族の一人になってくれることでしょう！
その2つのポイントとは

・主従関係
・運動

です！

まずは主従関係。
一言で主従関係と言ってもなんのこっちゃ分かりづらいですよね。
簡単に言うと甲斐犬ちゃんが「自分よりこの人の方が上だ」と飼い主さんを思っていれば主従関係はバッチリです。
わんちゃんは私たちが思っている以上に人の動きや仕草を見ています。
普段の生活や態度、接し方一つで主従関係が変わることも。。
例えば、抱っこの仕方、ご飯のあげ方、お散歩の仕方、などなど。

▲お腹見せホールド。こういったホールドでも主従関係の構築ができます。

特に最初の1年、1歳になるまでの性格形成期に培われるものの影響はかなり大きいとされています。
でも、大丈夫！
お迎え時の注意点から甲斐犬ちゃんとの普段の過ごし方まで、その方法はしっかりと清水がご説明させて頂きます！


次に運動です。
甲斐犬は元々は狩猟犬で山岳を走り回っていた犬種ですから、しっかりとした運動が必要です。
毎日のお散歩とお家の中でも運動の時間を十分にとってあげましょう！
お休みの日にはドッグランや公園で思いっきり走らせてあげられたらベストです。
ただし、リードフリーにする際には周りの人やわんこには注意しましょう。

主従関係と運動。

この2つをしっかりと行えれば、甲斐犬ちゃんはあなたの唯一無二のパートナーとして間違いなく楽しいペットライフを送れることでしょう！
そのお手伝いをマルワン元町店でさせて頂けるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
ご来店おまちしております！！

文/清水光