2018年11/22にグランドオープンした元町店は総勢40頭超のわんにゃんこがいるマルワン最大級の店舗。
その中でも異彩とオーラを放ちまくるにゃんこが存在します。
サイベリアン。
多くの来店客が足を止め、食い入るように見るその容姿は他の長毛種とは一線を画すボリューム感があり、被毛と同系色に彩られた「茜色のキャットアイ」は温かみがあり、優しさすら感じさせてくれます。
元町店第一回目のオススメにゃんこブログは2019年最もブレイクする可能性が高いサイベリアンをご紹介。

サイベリアンちゃんのパーソナルデータ

極寒の地に耐えうるトリプルコート個体が多く存在する

▲長毛種であり、ノルウェージャンやメインクーンとも比較的近い血縁であると考えられているサイベリアン。

メインクーンよりはやや小さく、ノルウェージャンとは頭部の形が若干違います。
また、体型はメインクーンやノルウェージャンよりも丸い形で「ビヤ樽形」とも呼ばれる体型を持っていること。
そしてダブルコートの個体と共に「トリプルコート」という極めて珍しい被毛の個体が多く存在することです。
オーバーコートは寒さと水分および乾燥から守るために多めの皮脂で覆われているため、ほかの2種よりも硬い感触。
サイベリアンとは「シベリアの猫」を指しますが、極寒の地で生活をするためにこの様な被毛が育まれたと考えられています。
また、原産国のロシアでは「黒」や「赤」をベースとしたコートカラーしか認められないという説もありますが、この子は赤基調であり、まさに王道のサイベリアンと言えるわけです。

芸術的なカラーパターンが描かれた美しきルックス

▲独特のカラーパターンを持った今回のサイベリアンちゃんは唯一無二の希少性をさらに高めております。

個人的には音や風を感じるために発達したと言われる「リンクスティップ」の美しさ。
耳から白い被毛が無数になめらかに出ており、「透過光」で確認するとキラキラしていてサイベリアンの奥の奥まで堪能できます。
また、瞳は毛色との統一感があり全体的に優しく温かみのある印象を受けます。

性格は超温厚！されるがままとはこのことです。

▲長毛種で非常にボリューム感のある被毛ですので、毎日のブラッシングは欠かせません。

ご覧のとおり女性スタッフが片手で保定しながらコーミングしても全く動じず、むしろ気持ちよさそうな恍惚の表情すら出してくれます。

▲爪切りもお手の物。

幼少期に猫ちゃんは「二人一組」等でお手入れをし、「お手入れを嫌がらないように優しく保定する」ことがとても大切ですが、体のどこをさわっても、持ってもこの子は嫌がりません。

▲三大メンテナンスのラストは最も嫌がる可能性がある耳掃除。

綿棒で優しくこちょこちょカキカキしてあげると、これもまたむしろ気持ちよさそうに身を任せてくれます。
また、日中のお部屋での生活はとてもスローで、躍動感のあるアビシニアンやベンガルとは真逆と言っても過言ではありません。
人が近づいても臆することもなく、精神的なバランスもとても良い感じがいたします。

まとめ

その希少性から、非常に出会うのが難しいとされているサイベリアンちゃんを特集してまいりましたが、これから猫ちゃんとの生活をお考えで、メインクーン・ノルウェージャンフォレストキャット・ソマリ等をご検討の方はぜひサイベリアンちゃんを候補に入れてみてはいかがでしょうか？

マルワン元町店スタッフママ達の手によってとても社交的で穏やかな成長を遂げており、日増しに被毛が育まれ、数カ月後には今よりもさらにゴージャスな容姿を見せてくれることでしょう。
平成最後のウィンターシーズンにピッタリのロシアンキャットはきっとアナタの身も心も温めてくれるはずです。

文／Mr.K（マルワンブログ編集長）