こんにちは！マルワンブログ編集長兼白楽店店長の清川です。
マルワン白楽店では「犬の保育園」というサービスチャンネルを持っており、「人馴れ」「犬馴れ」を基本に個別に躾を行ったりしております。
今回はそんなマルワン保育園メンバーである「シューシューくん」のママさんに「犬の保育園」について色々インタビューをしてみました！

Q1.まずはじめにシューシューちゃん（トイ・プードル）との出会いについてお聞かせください。

シューシューママ：川崎のペットショップで出会ったのですけど、実はシューシューの前に気になるワンちゃんがいて、悩んだ末に決心して「良し！ワンちゃんと生活しよう！」と購入しに行ったのですが、時すでに遅し。。。その子は別の家族が決まってしまいました。
悩みに悩んだ末の決断でしたのですごく落ち込んでいたのですが、何気なく他のお店に行ってみたんです。
そこでシューシューと出会いました。
今考えると「運命」というものがあるのならば、私とシューシューは出会う運命にあったのだと今ではポジティブに考えてます。
清川：なるほど。我々もワンちゃんネコちゃんのご家族探しの橋渡しの様なことをしておりますのでよく分かります。
「決めた！」と思ってペットショップに行ってみたら「五分前に決まりました・・・」っていうシーンは結構多いのが実態です。
皆さん悩まれるタイミングが似ているのか「タッチの差」というのは珍しくありません（笑）

Q2.白楽店の犬の保育園に通わせるようになったきっかけを教えて下さい。

シューシューママ：偶然ではあるんですけど、白楽近郊を通りがかった時にふらっと白楽店に寄ってみたんです。用品の買い物もしたのですが、店員さんと話している中で「犬の保育園」があると知りました。
なにせ初めて犬と生活をするので分からないことだらけ。
むやみやたらに思いつくまま「躾」をしてみたりしたのですが、正直、質問したり相談したり、アドバイスを頂いたりできる「寄りどころ」が欲しかったのが本音です。
清川：マルワンの中では「ご購入後の様々なアドバイスやサポート」は販売店がするのが当たり前ととらえておりますが、なかなかそこまで親身になってくれるペットショップが無いのは悲しいことです。
特に初めてですと何をどうすれば良いか全く分からないでしょうね。
本をみたらあっちの本とこっちの本で「言ってる事が違う！」みたいな現象もありますし、ネットも情報の取捨選択を間違えると悪循環になりますしね。
情報量が多い世の中で便利なようで答えが見つかりづらくなっている現状があるのかもしれません。

Q3.マルワン白楽店の犬の保育園に来る前と今のシューシューちゃんの変化を教えて下さい。

シューシューママ：まずは「マテ」が出来るようになりました（笑）
とても基本的なことかもしれませんが、テンションの高いシューシューにどうすれば落ち着いて「マテ」をさせられるか大きな課題でした。
次にお散歩の時の歩き方に変化が出ました。
はじめは好き勝手に歩いて四苦八苦していましたが、先生たちのレポートやレクチャーを実直に守りトレーニングしたところ少しずつ改善がみられました。
特に「階段の登り降り」が苦手だったのが劇的に改善できたのにはびっくりです！
また、先生たちと会うのがうれしい様で他の人が来ると「吠えたり」するのに先生たちですと全く吠えることはありません（笑）
清川：私がシューシューちゃんと初めて合った時「ものすごく従順でお母さんを守ろうとしている子だな」と感じました。
元気の良さはありましたが、「目」は穏やかで自分をコントロールしてくれる人を求めていた感じがしたんです。
私が保育園で接したワンちゃんの中でたった週１回のカリキュラムにも関わらず、ここまで変化がみられたワンちゃんとオーナーさんは見たことがありません。
我々を信頼し、レポート内容を丁寧に守ってやって頂いたことがよくわかります。
とても素晴らしいワンちゃんとオーナーの関係だと思います。
我々はレクチャーやアドバイスは出来ますが、それをおうちに帰って実践するのはオーナー様です。
丹念に努力された結果だと思います。

Q4.今までのマルワン白楽店「犬の保育園」カリキュラムで印象に残った、役だった事を教えて下さい。

シューシューママ：まずは「散歩の仕方の心構え」「リーダーウォーク」のコツですね。
飼い主が「毅然」と振る舞いワンちゃんを「仕切る」イメージやリードの持ち方の細かな点は参考になってます。
また、ワンちゃんを育てる上でついつい「愛情」や「甘やかし」が優先してしてましたが、「運動」→「しつけ」→「愛情」の順番で対応することがもの凄く役立っています。
ストレスを運動によって発散させてからでないとなかなかこちらの言うことが伝わらない事がよくわかりました。あとはやっぱり「階段の登り降り」がスムーズに出来るようになったことですね（笑）
清川：ワンちゃんに何かアクションを起こしてもらう時にその前の段階の「初段」を抑えることはとても重要です。
例えばドッグランに入る時でもいかに「冷静にさせてから」入れるか、「飼い主が先導して入る」等の導く姿勢は群れをなす動物であるワンちゃんはとても効果的だと思います。
要はリーダーシップなんですよね。

Q5.今後マルワン保育園にやってほしい事、要望をお聞かせください。

シューシューママ：このところようやくおしっこ等をトイレシートの上で出来るようになってきました！
かなり進歩してきたと思いますが保育園では男の子は「マナーベルト着用」ですが、場所が変わるとトイレの上ではしないものでしょうか？
もしくは自分専用のトイレではしないものでしょうか？
アドバイスがあればと思います。
清川：「自分のトイレ以外ではしないか？」ということですね。
特にオシッコをするメカニズムにはいくつかポイントがあると思います。
マーキング的な要素、本当にオシッコを我慢していたという要素、狭い所から広い所へ出れたという開放感的な要素等です。
また、お家でしっかりとトイレシートの上でをするということは「そこがオシッコをする場所」という認識から出来上がっていると考えます。
ワンちゃんの脳は人間で言うところの２歳児の脳を維持すると言われておりますが、反復した練習や、ご褒美等の練習で様々な事をインプットしていきます。
一頭一頭に着目し「本能の理解」や「習慣化」させる事によってお家以外のトイレシートでも可能と考えますが、例えば人間でも「ベースに持っている能力は様々」でございます。
ワンちゃんもすぐに覚えられる子もいれば、過去の何かのトラウマ等によって時間をかけてあげる必要がある場合もございますので少しずつワンちゃんを研究し試行錯誤行っていけばそれは可能だと思います。
しかしながら、マルワン犬の保育園は「他のワンちゃん」もおりますので、「ワンちゃん版紳士のマナー」としてマナーベルト着用を優先にさせていただいております。

Q6.その他何かござましたらお聞かせくださいませ。

シューシューママ：性質は犬によって千差万別だと思いますが、留守番等ひとりぼっちの時間が長いせいか、うちの子は神経質でちょっとした物音で吠えたり、散歩の時はハイテンションでせかせか歩きます。
落ち着いた子になるようになるべく褒めることを多くしたり、抱っこも沢山するようにしています。
もう少し年をとると「のんびりしてくれるのかな？」と思いますが現在は努力中です。
マルワンの先生方のアドバイスや熱心な指導に大変感謝しております。
今後もよろしくお願いします。
清川：再度人間と比較しての話になりますが、人間の子供も落ち着くまでには長い年月がかかりますよね？
それと同様にワンちゃんにも「落ち着く年齢」というのはあると思います。
現に私の愛犬オージー（ダックス）も５歳をターニングポイントに大人なダックスになりました。（食事にはがめついですが・・・）
ただ、それとは別に日頃からワンちゃん達は飼い主のアクションを本当によく見ています。
大好きなお母さんですから当然ですよね。
「即解決」にはなかなかいきませんが、悩まずに逆に楽しみながらワンちゃんと暮らしましょう！
その支えは私達が担います！
いつしかやんちゃだったシューシューちゃんもシニア層になったときに「ああシューシューも昔はこんなだったな」みたいに懐かしく回想できると思います。
それもまた、ワンちゃん達が私たちへの「想い出」というプレゼントだと思います。
ぜひリラックスしてペットライフを楽しんでくださいね！マルワンはいつでも身近なサポーターとしてお手伝い致します。
今回は本当にありがとうございました！
 
（編集／マルワン白楽店 清川将司）
 

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