必見!身近に潜むペットにとって危険な食べ物!

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こんにちは。マルワンブログ ライターの菊池です。
飼い主さんにとってペットは、かけがえの無い大切な家族の一員。
そんな大切な家族の健康を飼い主さんは第一に考えますよね?
今回は、ペットの健康を害する身近に潜む食べてはいけない危険な食べ物をご紹介致します。
もちろん、『食べたら危険な物は知ってるよ』という方も多数いらっしゃるとは思いますが、その危険な理由を含めて詳しくご説明していきます。

まずは、『ネギ、ニラ、ニンニク類』


こちらは有名でご存知の方も多いはずですね。
飼い主さんもかなり気をつけていただいていると思います。
なぜダメなのかというと、アリルプロピルジスフィドという成分によって赤血球が破壊され、貧血を起こす恐れがあるのです。
直接食べるのはもちろんですが、煮汁等のエキスでも中毒を起こしますので注意が必要です。
例えば、買い物から帰宅した際に買い物袋を漁ってしまう、スープ等を飲んでいて席を外した際に盗み食いしてしまう等、日常の中に危険が潜んでいますね。

続いて『チョコレート、お茶等』


こちらも有名ですよね?
なぜ危険かというと、テオブロミン、カフェインという成分が心臓、中枢神経を刺激します。
症状としては、頻脈、不整脈、興奮、全身性のうっ血や、出血が起きる事があり、最悪の場合死に至る事もあるペットにとっては非常に恐ろしい物なんです。
例えば、体重10kgのワンちゃんが100gのチョコレートを食べた場合にもこちらの症状が現れる恐れがある程です。
ちなみに、一般的な板チョコは1枚、約70gなので身体の小さな小型の子は、たとえひとかけらでも注意が必要です。

次は『牛乳』


こちらはご存知ではない方も多数いらっしゃると思います。
実際に昔はよく与えていたり、ドラマ等でも与えているシーンを目にしますが、実はペットにとっては危険なんです!
その理由としては、ワンちゃん、ネコちゃんは牛乳に含まれるラクトース(乳糖)を分解する酵素が少ないので、与えると消化不良や下痢を起こす原因となります。
下痢を起こすと食欲低下、脱水症状、体力低下等の症状を起こしてしまいますので、ワンちゃん、ネコちゃんにはしっかりペット用の牛乳を与えてあげましょう。

次は『キシリトール』


キシリトールはガムにも含まれている物ですし、かなり身近な物だと思います。
私もガムはよく食べますし、包み紙が解けてカバンの中に1つ落ちていた。なんて事もあります。
見付けた時はドキッとして、自宅で飼っているワンちゃんが食べなくて良かった…、とヒヤッとする瞬間もありました。
この体験は皆さんも1度はされた事があるのではないでしょうか?
なぜ、私がヒヤッとする程危険なのか
その理由としては、キシリトールの代謝や、感受性は人とペットでは大きく異なるのです。
キシリトールの摂取により、血糖を下げるホルモンであるインスリンが分泌されるので、肝臓にダメージを負ったり、低血糖症を引き起こす原因でもあるのです。
中でも低血糖症を起こすと、ぐったりする、痙攣を起こす、下半身が動かなくなり立ち上がれなくなる等、一大事となる症状がありますので細心の注意が必要ですね。
特に、好奇心旺盛なパピーの時期はガム等をペットの手が届かない所に置いておくのが好ましいです。

最後に『鳥や魚の骨』


こちらは言うまでも無く、先端が尖っている骨は口の中や食道・胃腸を傷つける恐れがあり大変危険です。
お家の中での注意はもちろんですが、お散歩中等の拾い食いにも注意が必要です。
特に、夜のお散歩は道が見え辛いのでライトで照らしながら歩く等、工夫しながら歩いてあげましょう。
 
以上が私達の生活の身近に潜むペットが食べてはいけない危険な食べ物です。
ペットはとても好奇心旺盛なので、まず匂いを嗅ぎ口に入れてしまう、という習性があります。
一番の予防法は食べてはいけない物を知り、ペットの手が届かない所に置いておくという事でしょうか。
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大切な家族の健康を守っていくのは飼い主さんの役目でもあります。
今後も、ペットの健康と幸せな生活を守る飼い主さんの手助けとなれるよう様々な情報を発信していきたいと思います。
著/菊池望夢